水道直圧工事

水道屋

水道直圧工事

水道直圧工事(水道直結工事)とは、水道管から直接各家庭に水の供給がきる方式(直結方式)にする工事のことを言います。
従来のマンションや建物の水道設備の中には、水道本管より水道を引き込んで受水槽や高架水槽(ビルやマンションなどの高層建物の屋上に設置して高低差を利用して水を供給する水槽のこと)に一旦貯水してから、そこからポンプで各住戸へ水が送水される仕組み(受水槽方式)が一般的に利用されていました。
特に、建設から20年以上経過したマンションでは受水槽方式が多々あり、その水道給水設備(水槽やポンプなど)は、経年による劣化が激しいこと多く見受けられます。
そのような場合には、管の状態を考慮して提案するなら水道直圧工事を行い受水槽方式から直結方式に変更することが望ましいと言えるでしょう。
最近では、メリットの多い水道直結方式が大多数で普及しており、現在、最も多く用いられている方式です。
「水道直圧工事(水道直結工事)」を行うことによる最大のメリットと言えば、やはり、常に衛生的な水道水が供給されるという点だと言えます。
水道直結方式はその名称の由来とおり、水道本管と直結して水道本管から直接水が供給されるため異物の混入もなく衛生的と言えるのです。
一方の受水槽方式は、受水槽の劣化によってできる水槽のヒビなどから汚水が流入したり、通気孔から虫が侵入したりと常に衛生的に保つことは容易なことではありません。また、受水槽方式ではある程度の大きさの水槽設置を余儀なくされますが直結方式にすることによって空きスペースができまし、さらに水槽補修費や、維持管理費が節減できるなどのメリットも得られます。
このように「水道直圧工事(水道直結工事)」を行うことで多くのメリットがでてくるのです。
私達の日常の暮らしの中でなくてはならない水です。
常に安心して水を使用できるということは、とても重要なことではにでしょうか!