水道管の寿命

水道管の寿命について

水道管には、寿命があるのか?

当然あります。通常施工された水道管の寿命は、一般的に30年とも40年とも言われています。しかし、それ以上持つこともありますし、10年位で水漏れが頻発しているお客様宅もあります。総合的に見ると、35年あたりが一つの目安になってくると思います。特にこの年数を過ぎたお客様宅では、水道管の老朽化による破損での漏水が増え始めます。そうなったら水道管の取替工事が必要になります。しかし、それほど年数が経っていないのに、水道管の不具合で良くない症状が出てくることもあります。
例えば、また築10年位なのに、住み始めて赤い水が出たり、浴槽にお湯を溜めると浴槽の底に細かいサビ粒が出ていたり、または洗面所で水を溜めてみても同じようにサビ粒が出ているなどの症状が出ることもあります。
これは何故でしょうか?
水道管には、いろいろな種類があり、その年代や配管場所によって、いくつかの種類の配管材料が使われているのです。
特に、赤水、サビ粒に関係するのは鉄管の水道管からです。多くは、ビニールコーティングされた鉄管を使用していますが、それでも年数が経てば継ぎ手部分を中心にサビが発生しやすくなります。
特に継ぎ手も錆びないように、コートされていますがそれが経年劣化で剥がれて粒として出てくることもあります。
そうなると水道管取替が必要なってくるのか?
一般的には水道管の取替が一番安全確実な方法です。しかし、水道管は、壁の中や床下、地面の下を通してあります。水道管を取り替えるには、床や壁に穴を開けたり、地面を掘ったりと大工事となってくる場合もあります。水道管を取り替えた後も穴を開けた箇所の復旧工事などで多額の費用が掛かります。

それを回避するための方法として、給水管の洗浄作業と言う給水管の洗浄方式もあります。しかし、極端に築年数が経過した建物には、やはり、水道管交換をオススメします。理由として、鉄管の場合、ピンホールが発生し漏水の原因になりますし、一ヶ所修理できたとしても鉄管が疲労度合が超えてますので、違う場所から漏水してくる可能性が高いからなのです。

このような、トラブルの場合は、専門家にご相談することをオススメ致します。


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