吐出配管水撃圧を抑える制御構成

中部マリン水道サービス

浅井戸ポンプを用いる基本条件

浅井戸ポンプを使用する場合は単に井戸が存在するだけで適用できるわけではなく吸上げ可能深さと地下水位変動と揚水量要求が成立する条件を満たす必要があり、施工者は設置前に水位測定と揚程計算を行いながら機種選定と配管構成を決定しなければならない。というのも浅井戸ポンプは大気圧を利用した吸上げ方式であるため理論上の吸上げ限界が存在し実務上は吸込高さ約6m前後が安定範囲となるが、実際の現場では配管摩擦損失や吸込側継手抵抗やストレーナ損失が重なるので、静水面が浅くても吸込管長が長い場合や曲がりが多い場合には揚水不良や空運転が発生しやすくなる。したがって井戸の水位は季節変動を含めて最低水位を確認しその最低条件でも吸上げ余裕が確保できるかを判断しつつ、吸込配管は可能な限り短縮しながら気密性を確保して空気混入を防ぐ施工が基本となる。そして吸込側でわずかな漏気があるとポンプは負圧維持ができず呼び水が失われて揚水停止に至るため、ねじ接合部はシール材を適正量で施工しつつフランジ面の平滑性や締結均等も確認する必要がある。また井戸水には砂分や微細粒子が含まれる場合がありこの粒子が羽根車摩耗や逆止弁不良を誘発するが、井戸底からの吸込高さを確保しながらフート弁とストレーナを適切位置へ設置すると異物吸引を抑えられ、同時に清掃可能な構造にしておけば維持管理の信頼性が向上する。しかも浅井戸ポンプは家庭用給水と散水用途などで間欠運転が多くなるが、起動停止が頻繁になると圧力スイッチ接点やモータ起動電流が設備寿命へ影響するので、圧力タンク容量を適正に設定しながら必要に応じてインバータ制御機を採用して過度な起動回数を抑制する構成が望ましい。そして吐出側配管では急閉止による水撃圧が配管や継手へ負荷を与えるため緩閉止弁やエアチャンバーを併設して圧力変動を緩和し、給水先の最高使用点までの実揚程と必要流量を確認して余裕のある運転点へ合わせることで安定運転が可能となる。電源条件も重要であり単相機の場合は電圧降下が大きいと始動トルク不足から回転上昇が遅れて発熱しやすくなるので、配線長と電線径を計算して規定電圧を維持できる配線計画を立てることが安全運用につながる。運用段階では揚水音の変化や吐出圧の低下や断続起動の増加などが異常兆候となるため、圧力計と電流値を定期記録しながら吸込側の水位低下やストレーナ閉塞を早期に把握し必要に応じて井戸洗浄や部品交換を実施する管理体制が求められる。このように浅井戸ポンプの基本条件は吸上げ深さ成立と吸込気密確保と異物対策と起動回数管理を中心に構成され、施工段階でこれらを総合的に成立させることで長期に安定した揚水性能を維持できる。

浅井戸ポンプの動作不良の応急法のご紹介

浅井戸ポンプが動かない場合や、水がでないといったトラブルの際の応急修理の方法があります。

よくあるのは、まず水が出ないトラブル。
これはポンプの老朽化やパーツの不良が考えられるものです。
パイプが詰まっているのが原因の時は、針金等で詰まりをなくします。
空気が補給されていない時は空気補給器を分解して空気を遮っている原因を取り除きます。
スプリングが破損している時は空気補給器を分解しスプリングを交換します。また、圧力調整弁を締め過ぎていると空気補給器が動きませんので、この場合は圧力調整弁を正しく調整します。
これらを行っても改善されない場合、貯水槽に水が入っているか、バルブはあいているかを確認します。
こうした基本的な部分を見ても異常がなければ応急修理となります。



水の出方がおかしい場合もポンプの故障が考えられます。
水の勢いが弱い時はスイッチやセンサーの交換で改善することがあります。逆に勢いが強い時は減圧弁の故障なのですが、この箇所は専門的な知識が必要ですので業者にすぐに連絡します。
水漏れがおこっている時はタンクのネジ周辺に亀裂が入っていることが考えられます。
ネジを同じ型の物と交換することで改善されます。
交換しても収まらなければパッキンの老朽化や本体の割れが原因ですので交換が必要です。
いずれの方法もプロに来てもらうまでの応急修理ですので、トラブルが発生したらすぐに専門の業者に連絡をする必要があります。



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