洗浄管

洗浄管

洗浄管について

便器と隅付タンクをつなぐ銀色のパイプの管のことを洗浄管といいます。洗浄管は便器のタイプやタンクの設置位置によって使用される形状や外径が異なっています。
便器のタイプは、和式、洋式、小便器。タンクは、主にハイタンクやロータンク、便器とタンクが一体になったタンク密結式などです。
ハイタンクとは、天井に近い位置にタンクがあります(一昔前のタンク)。洗浄管を伸ばして床面の便器へ給水する方式です。
ロータンクは便器の上にタンクを配置し直下の便器へ給水する方式です(現在ではロータンクタイプが主流)。
ハイタンクは、ロータンクより長い洗浄管が必要となります。
そのように便器やタンクには様々なタイプが存在しいてタイプに合わせた洗浄管と接続されています。
洗浄管は、経年と共に劣化し水漏れなどのトラブルが起きやすくなります。
よくある例では、トイレを洗浄した時に洗浄管の継ぎ手部分から水漏れするケースです。
原因は洗浄管の継ぎ手部分のナット内部に入っている防水パッキンの劣化によるものが一般的に多いです。
パッキンを取替ることによって治るケースが多いです。
他には、洗浄管そのものが便器から抜けてひどい水漏れを起こしてしまったという事もあります。
通常便器は床に固定されていますが固定している部品の劣化によって便器が不安定な状態になりぐらつきが発生したりします。この状態のままトイレの使用を続けると洗浄管が抜け落ちてしまうケースがあります。この場合も同様に便器を固定している部品交換で治ることもあります。洗浄管自体が腐食してしまっている場合は、洗浄管を交換しない限り直すことはできません。経年による洗浄管の劣化は避けることができませんが日々使用するトイレだけに水漏れのトラブルは、極力避けたいですね。異常があれば早めの修理や点検を行うことが必要だと言えるでしょう。



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