ディスポーザー付排水栓

水道屋

ディスポーザー

一般のご家庭で毎日の食事で出る生ゴミの処理には、困るのではないでしょうか?
そんな時に生ゴミをゴミ袋に入れて捨てるのではなく、生ゴミを細かく砕いて排水と一緒に排水管に流すことができる装置(ディスポーザー)は、生ゴミ処理の仕方のひとつです。
生ゴミを排水栓の中にそのまま流し込んで貯めた状態で鋭い刃を使用して生ゴミを細かく砕くという方法です。
細かく砕くので排水管に直接流してしまっても詰まることがないので、食事後の食器を洗う時でも生ゴミを別々に分別する必要がなくなる装置です。
しかし、長期間使用していると排水の中に含まれる脂分が排水管の詰まりを引き起こす原因の源になることがあります。排水管を定期的にクリーニングしているのでしたら、問題は、ほとんど起きないのですが、排水管洗浄をしないで細かく砕いた生ゴミを流すとこびりついてしまい、排水管が詰まってしまうというという問題が起きるようになります。
タワーマンションや高階層ビルなどでは、上層階より同じ経路を通って、数件の部屋の排水が流れてくることがありますので生ゴミのカスが大量に流れてくることによって、排水管が詰まってしまうという問題が発生する事があります。
ディスポーザーを使っているから、全ての生ゴミが流れてしまうと考えるのは大きな誤解で、定期的にしっかりとした排水配管の洗浄を行ってあげる必要があります。また、同様の排水配管の洗浄でもディスポーザーを使っているのといないのではその洗浄方法が異なりますので、しっかりと専門業者と相談した上で正しい洗浄方法で行う必要があります。

ディスポーザーは、生ゴミをキッチンシンクの排水栓の代わりに組み込まれた粉砕機で細かくして、排水と一緒に流すことができる便利な装置です。

生ゴミをいつでも処理できるので、ゴミ袋に入れて指定日にゴミ収集車で回収してもらうのではなく、ゴミ(可燃物)が貯まることもなくてゴミだしの手間もかなり減らすことができます。
しかし、便利なばかりではないのです!当然のことですが、デメリットもあります。
毎日の食事の洗い物などを行うと、排水管に大量のゴミが流されることになりますので、排水管にはゴミが付着しやすくなり、それが原因で排水管の詰まりが起こってしまうことがあります。詰まってしまうと排水を流せなくなってしまったり、逆噴射してしまう事もありますし、食事の用意もできなく非常に困った事になってしまいます。
こうしたトラブルに備えて、定期的に専門の業者に清掃を行ってもらうことは考えておいたほうが良いのではないでしょうか!?あと、便利な装置ですが、流せないものもあります。繊維質の多い野菜や貝殻、卵の殻などは気をつけなければなりませんし、その他にも梅干の種や骨類なども要注意です。さらに、生ゴミではないプラスチックやサランラップ、タバコの吸殻などを投入することも故障の原因となります。また、ディスポーザーの刃は、消耗部品ですので、定期的に交換しないといけませんし、使用頻度が多い場合には、裁断するのが遅くなったと感じたり裁断が荒くなってきたと感じた時には、早めの刃の交換をするように心がけておかないと排水配管の詰まりが起きても不思議ではありません。
使用条件を満たしていて、メンテナンスさえすれば便利な装置だと言えるでしょう!